いしだ内科ハートクリニック|内科・循環器内科

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発作性上室性頻拍(ほっさせいじょうしつせいひんぱく)

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《発作性上室性頻拍とは?》

発作性上室性頻拍とは、心臓に余分な電気経路が生じたり、生まれつき必要以上の経路が存在したりすることによって起こる不整脈です。

《症状》

発作性上室性頻拍の主な症状は以下のようなものになります。
・動悸
・ふらつき
・めまい
・失神

《種類》

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⚫︎房室結節回帰性頻拍
発作性上室性頻拍の中で最も多いタイプで、房室結節内や付近に2つ以上の電気経路が生じるために起こる不整脈です。

⚫︎WPW症候群
心房と心室は本来1本の電気経路でつながっていますが、WPW症候群とは、この部分に生まれつきケント束という余分な電気経路が存在するために不整脈が起こります。

⚫︎心房頻拍
心房頻拍とは、心房内の一部の心筋細胞が異常な電気信号を発生させることで起こる頻拍です。発作性上室性頻拍のうち約1割程度です。

《診断・検査》

・心電図
・24時間ホルター心電図
・心臓超音波検査

《治療》

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・対症療法(息をこらえてぐっとお腹に力を入れたり、冷たい水を飲むなど)
・薬物療法
・電気的除細動(電気ショック)
・カテーテルアブレーション治療
(カテーテルと呼ばれる管を血管から心臓内に通して原因となっている電気回路を遮断す
る治療)

発作を頻繁に起こす方や内服治療の効果が乏しいような方に対してはカテーテルアブレーション治療による根治治療が有効となります。
630院長石田一馬|お気軽にご相談ください
お問合せはTEL: 03-6914-7151
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